日常使っている村上躍さんのポット。
うっかり蓋を落として割ってしまったのが2月。
継ぎをやってくれる工房をいろいろ探し、やっと納期的にも予算的にも見合う場所を見つけ依頼したのが3月。
それから3ヶ月経ちようやく出来上がってきました。
黒陶器に合うように銀継ぎでお願いしました。
金色でもなく銀色でもないような。。。
でもまあ渋く仕上がって満足。
このラインが入っただけで世界にひとつのオリジナル。
うん、よい。
本体と擦れるカ所は、漆のままで。
そこらへんの細かいところまでちゃんとお電話で打合せしてくれたところも満足。
後日確認したところ「消し銀」といってツヤを消した銀で仕上げていただいています。
それは私が指定していたのです。
銀だけだと白浮きしてしまうため少し漆を混ぜ、黒陶器と馴染むように工夫していただいたとのこと。
こんな小さな修理でも細かい気遣いが嬉しい。