今日は節分ですね。本格的に２００７年に入ったという気がします。
昨年やり残したことを節分までにやってしまう！が目標だったけれど・・・
２月末までに延ばそう^^;

さて、天気の良かった今日は綱島にあるおおつな保育園でのセミナーに参加。
この時のおおつな森の保育園の本園です。
フィンランドの教育施設を視察＆教育実習を体験してきた先生のスライドをつかった発表と、自由の森学園理事長大友先生のお話しを聞いてきました。
スライドを使ったお話は、昨年５月に実際北欧諸国へ行って感じたことや聞いたことと同じで共感できる発表でした。出産前から安心できる環境。
『安心感と平等と秩序のある自由』これが中心理念になっていると感じた。
「子どもはそれぞれに個性的。みんな違っていて当たり前」とお話された
大友先生の自由の森学園は、それを実践している学園で特に美術では
木工・染色（草木染めでマフラーを織る）・絵画の３分野があり、
その作品はどれもとても素晴らしかった。




自由の森学園の卒業生コラムで象徴的なコラムを見つけた。
「小学校の時、“16cmのリボンを４人で分けたら一人何cm？”という問題がありました。私は4cmじゃあリボンとして使えないと思って“縦に分けて一人16cm”と答えたんですが、なぜそう答えたのか理由も聞かずに×をつけられたんです。
自由の森学園には生徒の考え方をじっくり聞いてくれる教師がいるし、答えそのものではくて考える行程を大事にする雰囲気がある。」
この答え、私が先生だったら正解にするのになぁ。
想像力豊かだし、とても優しい子だと思う。
でも、現在の日本の教育では不正解なんですよね。
想像力があるって大事なことだと思うのだけれど・・・

ひとつひとつ手で削ったオニグルミのスプーン。ひとつとして同じ形はない。
同じじゃないからそれぞれが引き立つ。同じじゃないから愛着が湧く。
同じじゃないから愛おしい。楽しい。美しい。
そんな感じがした今日一日でした。