以前の記事
2020年 07月2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 more... Website
カテゴリ
全体アクセス 年間スケジュール antos アンティークビーズアクセ Awabi ware 安部太一 阿部春弥 荒木義隆 有永浩太 安齋新・厚子 五十嵐裕貴 石岡信之 市川岳人 伊藤環 1+0 伊藤剛俊 稲葉信一 内田悠 内山太朗 梅本勇 浦上陽介 稲葉知子 稲村真耶 大迫友紀 大江憲一 岡田直人 翁再生硝子工房 小倉広太郎 小澤基晴 加藤かずみ 小林克久 艸田正樹 北山栄太 楠本景子 クロヌマ タカトシ 郡司庸久 Kei Condo こいずみみゆき cogu/小具 co-fu 奥田早織 小峰英利 近藤亮介 今野安健 境知子 坂場圭十 さこうゆうこ 左藤玲朗 SALUE 清水善行 志村和晃 志村睦彦 須田二郎 studio fujino 瀬川辰馬 添野順 高島大樹 竹口要 竹本ゆき子 只木芳明 橘友博 棚橋祐介 月日工藝 角田淳 津村里佳 寺田昭洋 寺村光輔 照井壮 灯々舎 都築明 戸塚佳奈 富井貴志 冨本大輔 鳥山高史 中川久美子 中園晋作 中野知昭 長峰菜穂子 中村明久 中村恵子 名古路英介 成田理俊 中村友美 新田佳子 長野史子 蜂谷隆之 橋村野美知 服部竜也 濱端弘太 早川ヤスシ 林拓児 羽尾芳郎 原口潔 suzuki takayuki 原田七重 未草 小林寛樹 未草 小林庸子 福永芳治 藤田春香 船串篤司 古谷朱里 古谷宜幸 古橋治人 heck.haru 松塚裕子 松原竜馬 松本美弥子 三浦ナオコ 水垣千悦 光藤佐 mitome tsukasa 宮田光善 宮田竜司 宮岡麻衣子 村上圭一 村上奨 村上雄一 萌窯 森岡成好 森岡由利子 八木麻子 柳川謙治 矢野義憲 山岸厚夫 山崎美和 山田洋次 吉田直嗣 余宮隆 李英才 鷲塚貴紀・かおる 和田麻美子 和田由記子 渡辺遼 qan:savi Works Organic cafe&restaur 外食 家食 いただきもの Sweets Bread travel 小旅行 Interior お食事会 お茶会 フォトレッスン ワークショップ 金継教室 花のしつらい教室 その他 Fashion kalonji 中村秀利 谷井直人 タグ
スタイルハグギャラリー
作家企画展
通販
余宮隆
富井貴志
ワークショップ
旅行
鳥山高史
平井かずみ
和田麻美子
千駄ヶ谷
水垣千悦
石岡信之
森岡成好
金継教室
林拓児
手仕事
長峰菜穂子
ギャラリーからのランチ
SHG特別常設展
雑貨展
成田理俊
原宿
八ヶ岳
森岡由利子
金継ワークショップ
加藤かずみ
antos
花しつらい教室
R_handmadesoap
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
羽尾 芳郎 (はねお よしろう) 1978年 神奈川県生まれ 2007年 東京都青梅市にて『家具屋-椿堂-』として家具製作を開始 木という素材が好きで、長く使い込まれたものの表情が好きで、家具作りを始めました。 無垢の木にはひとつとして、同じ表情の木がありません。 同じ原木でも一枚一枚の板は皆、違う表情をしています。 またそれらの木はそれぞれの表情と共にクセも持っています。 表情を読み解き、クセを理解し、製作していく事でどうしても手間と時間がかかります。 かけた時間の分だけ、家具として生まれ変わる時にその木の持つ表情が最大限引き 出せるようにと思って製作に取り組んでいます。 そして、作品がそれぞれのお客様の元で少しでも長く生きる事が出来たら幸いです。 家具を中心に制作している羽尾さんですが、一汁三菜展にはお敷きと角盆を出品いただきます。 サイズと厚みに拘り、3度の試作を経て出来上がった自信作です。 尺盆(303mm)が一般的ですが、狭い住宅事情によってテーブルの大きさも限られる現状においてサイズを一回り小さくしました。295×295mm これ以上小さくすると器が置けない、小さめの碗にちょうどよいバランスに決定しました。縁の厚みも極限まで薄くした結果、和の素材の盆でありながらスタイリッシュな印象の盆に仕上がりました。 盆の素材は杉と胡桃の無垢材、強度がある「あられ組」、木釘を使用。 オイルフィニッシュ(荏油) 荏油はその昔番傘に使われたもので撥水性がよく、人体に害がない自然の油。 工業製品によく使われるウレタン塗装は傷に強い反面、経年変化で剥がれやすく、くすんだりしますが、オイルフィニッシュは、使っていくうち艶と味わいが増してゆきます。 そして特筆すべきは今回の杉素材。 奥多摩の社木(しゃぼく)を使っています。 社木とは、神社の御神木。御神木は切ってはいけないため台風によって倒れたり、一部が朽ちて危ない場合のみ切られる貴重な貴重なもの。この杉の表情がとっても美しいんです。手触りもサラッとしていて温かい。 お敷きの素材は、チェリー、ウォールナット、メイプルがあります。 家具の素材が使われるため、全ての素材が美しいのが特徴です。 こちらもサイズとデザインを追求しました。 その他、これらを作った際にでる端材を使って作った色んなサイズのカッティングボードと小さな盆も出品されます。 今回の企画展では「自分の作品は脇役ですから」とおっしゃる羽尾さんですが、いやいや細部まで拘りを貫く美しい作品は「名脇役!」 ある側面からは「主役」になり得る作品です。 盆とお敷きを作るにあたり、こちらの意図を理解して細かい注文を快く引き受けてくれて感謝感謝です。 家具を作っている確かな腕から作られる作品達をぜひ手にとっていただきたいと思います。
by claudia8
| 2012-08-28 19:45
| 羽尾芳郎
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||