新田さん作品オンラインショップにアップしました。
この4月に工房を作られた新田さん。先日展示会も終わりようやく落ち着いた頃に訪ね下町へ。念願の工房は閑静な下町のビルの1階にありました。
新田さんのガラス作品は、まず宙吹きし、底を磨き(粒子の違う砂を変え3〜4度)、ガラスの表面に水性ボンドでマスキング(細かい作業)、サンドブラスト、磨き(これも磨き部品を替えて3度)、マスキングボンド外し。ざっと書いてみただけでもこんなにもたくさんの工程。
上画像は、サインペンで印をつけボンドでマスキングしたところ。
ぐるぐる回る金属のレコード版のような機械で底を削る。
上から砂が水とともに1滴ずつほどぼたりぼたりと落ちる。
粗い砂から細かい砂に3〜4度替えるそう。
砂で磨いた後は仕上げの磨き。
磨粉を付け、スポンジのような円盤が回って磨かれていく。
左画像:粗い砂で1度磨いたところ。 右画像:下が磨き途中。上が磨き終わったもの。
時代を経てかっこいい顔になったサンドブラストの機械。
「私と同じ年なんですよ〜」と笑顔で説明してくれる新田さん。
サンドブラストしている姿は男前!
細かい細かい砂が噴射されてマスキングされていない部分が削れていく。
サンドブラストした後はブラシのような円盤で磨く。
そしてマスキングボンドをお湯につけて取ってようやく完成。
これだけ手間がかかったガラスの器。
手に取ってみると更に愛おしく使っていくうちに愛着が生まれます。
新田さんのガラス器、本日
オンラインショップにアップしました。
お買い物は
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