空港から車で５〜１０分の朝虹窯ギャラリーへ。
元農協支店だった場所をギャラリーにされていて、昔懐かしい空間に余宮さんの作品が並んでいました。
広い空間と、もらった＆拾った古い家具やカウンターが羨まし〜い。

広く余裕のある展示。
住宅地だけれど、目の前は田んぼと山が広がる。
かわいい奥様がお店にいらっしゃいます。


そこから車で２０分ほど(?)
工房と窯のある古民家耕雲亭へ。
江戸時代後期に建てられたという立派な古民家。
博物館に展示されているようなとてつもない大きさの長持が２つ。
ひとつは奥様のもの、もうひとつはお手伝いさんのものだとか。
繁栄していた家ということがうかがえます。
ここに居ると時間の流れが穏やかになるような気がして、まったり。
日本家屋は外との境が曖昧。それが風を入れ季節の風景を取り入れる。
風土にあった造りだと実感する。


こんな環境も作品に大きく影響するのだと思った。
なにか時代を経て大きなものに守られているような。


前方は田んぼ、裏側は山の立地、蚊がすごく、尋常でない刺され方をするらしい。
この辺りには余宮隆の血を吸って子を産んだ蚊がたくさん。
言うなれば自分の子孫だ〜と。
耕雲亭にはファンキーな蚊が今も繁殖を続けている！

奥様のアドバイスで蚊避けシートを塗って万全準備をしていった私は、
１カ所も刺されず。
免疫できているから刺されないと言った余さんは刺されてましたね〜（笑）


展示会に出品される器を続々と制作中。
どんな釉薬をかけて焼かれるのか、出来上がりが楽しみ♪